ストーカー 対策
平成12年にストーカー規制法が制定されました。
しかしながら、その罰則も「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」と軽いものだし、立証も難しい。
規制対象となる「付きまとい行為」についても、「住居、勤務先、学校その他通常所在場所でのつきまとい、待ち伏せ、進路立ちふさがり、見張り、押しかけ、付近をみだりにうろつく」とか、「面会・交際・その他義務のないことを行うことの要求」とか、どうやって立証するのか?
日々のニュースでもご存じの通り、警察は被害届を受理はするが、証拠がなければ動いてくれません。
ただ改正により、執拗なメールやブログへの書き込み等も認められるようになったので、そういった着信履歴なども削除しないで、保存しておくことが大切です。
また、普段から詳しい記録(日時、内容)を書き留めておくべきです。
執拗な電話やメールなどだけではどうすることもできないが、例えば郵便ポストに手紙等が入っているなどは小型監視カメラを使用したり、明らかに後をつけられているなど相手が特定できる場合には被害者を尾行して証拠を収集します。
そういった証拠で、警察への被害届で事件扱いされるかどうかが決まります。
最悪のケースにならない為にも、早めのリスク回避が必要です。
GPSの警備システムもあるので、初期段階では有効かもしれませんが、異常な執着心のストーカーには逆効果も考えられるので、慎重な対応を心がけてください。 ⇒GPSで身を守る
また、ストーカーとまではいかない程度でも、セクハラ行為に悩んでる方もいるでしょう。訴えるまではしずらかったり、かと言ってそのままの環境は我慢できないなどは、泣き寝入りする前にご相談ください。あなたが精神的に滅入る必要はありません。